
通常市場出しされるスイカには農薬が使われます。特に立派な大きさの大玉スイカの場合、収穫までに50日ほどかかり、その間に最低7〜8回は農薬が使われることが多いのだとか。
アブラムシがつく、キレイな形にするなど、見た目的な問題の他にも、大玉スイカは、収穫するまでの期間が長いため、その間に違う病気にかかってしまうこともあるためです。
スイカの葉にアブラムシが付くと、アブラムシは養分を吸い取ってしまいます。そうして、葉がやられてしまうと、スイカに糖度が行き渡らないのだそうです。
アブラムシがいるのを発見した時には、言ってみれば既に遅く、アブラムシの数も沢山、養分も吸い取られた後だったりする・・・だから、市場出しの場合、農薬を予防、予防、に使うため、農薬をやる回数も増えてしまうのです。
けれど、マダーボールの場合、農薬は使ってもせいぜい2回ほど。
アブラムシが付くか付かないか、病気になるかならないか・・・そういったタイミングを見極め、農薬の回数を最小限にとどめる。
そのためには、どんなに手間がかかっても、1つ1つ丁寧にスイカをチェックしてみることが必要不可欠なのだと、それが、産直のやり方なのだと、田中さんは教えてくれました。

美味しそうに育った完熟小玉すいか マダーボール。出荷間近です!
その一方、お客様の手元に向けて出荷するには至らなかったスイカ達もいます。

本当に美味しいマダーボールを完成させるために、取り除かれてしまうスイカ達。スイカの世界もなかなか厳しい。。。

こんな風に転がっているのを見ると、ちょっと淋しい気もしましたが、このちっちゃなスイカ達は、美味しいマダーボールをお客様のお手元に届けるために、任務を全うしたのですよね!
そう思うと、余計に可愛く、愛おしく思えたりもしました。
さて、この後、ピーチかぶの試食をし、田中さんとはここでお別れ。

お忙しい中、貴重なお話を沢山聞かせていただき、どうもありがとうございましたぁ!!




